街はふるさと

今までで一番忙しい時間を
ここ数ヶ月過ごしていて。
ようやく終わりが見えてきたが
自分の能力の限界も
見え隠れしていてへこんでいる。
俺はもう一度人生の受け皿をひっくり返すのだろうか?
このまま進んでいいんだろうか?



などと悲観に暮れつつ
最近のできごと。







◎じいさんの7回忌だったよ


忙しい中をなんとか時間を作り
なんとか実家へ行く。
3日ぶりに風呂に入っていたら電車に乗り遅れたが。



いわゆる仏教的なこいうった儀式というものは
宗教観が薄れた日本で未だに当たり前に行われている。
だけど信仰をもたない自分が、自分の意志で
故人を供養するにはどうしたらいいんだろう?
となんとなく念仏を聞きながら考えてた。



とある小説家が、とある小説の前置きで
街中で懐かしいと感じる場面や匂いや横顔に出会うことが出来るのであれば
町は故郷といえるのではないか?ということを書いていたが
例えば街中で、あるいは旅先などで故人を偲ぶ出来事に出会えるのであれば
それはある種の供養となりえるんじゃないか?
などと考えはじめ念仏が終わることには確信していた。
全く根拠などないのだけど。



つまり何が言いたいのかと言えば
じじいの遺影を持って京都旅行をしたい。
それが歴史好き友達なじいさんへの手向けになる気がするからだ。
数々の史跡を、物語と空想と思い出を引き連れて歩く。
いい供養だ。なにより自分が楽しい。



もちろん親族みんなが故人を偲ぶための宗教的儀式は必要だと思うけどね!
指針がなければいろいろ難しい。



でもそのうち京都行くと思う。
新撰組をたどって、清川八郎をたどって。













◎バーベキューしたよ


ユーゴ企画でユーゴ彼女とポン助とサトカ。
斬新な取り合わせ。
ユーゴ運転のレンタカーであきる野へ。
川でバーベキュー。
寝不足でふわふわしていたが
川に足を浸すと冷たさで覚醒。
ポン助も川に入ってきたから
じゃれあってズボンを濡らす。
そこに近くで水鉄砲で遊んでた子どもが入ってきて
がんがん水をかけられる。
容赦ない。
サトカもかなりかけられてた。
てめーこんにゃろーとかいって追いかけてまたかけられて
あああ終わりが見えない!


そんなこんなでくたくたになって帰ってきて
新宿で飲んでたときは全員へばってましたよ。


外でおにぎりと肉とビール。最高。











◎ゲラーズが極東にでたよ


それを聞かされたときには本当にびっくりして
チケット発売当日に購入。
なんとかかんとか仕事を早上がりして渋谷へ。
最近何かと渋谷がなじみ深い。



クアトロ。
山下と落ち合い開演前に入場できた。
物販になぜか川副君がいる。
ゲラーズのTシャツとバッチを買った。
イースタンのはさとねえの分も買った。


開演。
ゲラーズはすんばらしかった!
会場のゲラーズに対する認知度はいまいちっぽくて
いつもの盛り上がりがないけど。
この空気の中でやるのは緊張するだろうなあと思いながら聴いてた。
なんか物凄い大勢の人に一斉に凝視される感じ。
しかも極東!


そんな中やっぱり見るたびにかっこよくなってるゲラーズは
演奏しきって帰って行きました。
一人でも多くの人が同じようにかっこいいと思ってたらいいなあ。
本当にいいバンドだと思う。





んでイースタン
ゲラーズをみてもうお腹いっぱいムードだったけど
がっつりやられた。
一曲目いずこへって・・・・。
もう完全に心を持ってかれて
終わった後ピンピンとも話してたけど
まさにラスボスって感じで・・・・。
あんまりイースタンの事はブログで書かないことにしているけど
10年以上ずっと大好きなバンドで。
昔の曲と今の曲が入り交じったセットリストが
心のいろんな所を刺激して、いろんな風景が交錯して
何とも言えない気持ちになった。
物凄く自分にとって大切な夜になった。
がんばって時間作って行って本当によかった。
次の日から毎日徹夜で大変だったけど。





終演後ロビーで写真家の菊池茂夫さんに
ポストカードをもらった。
ジョーストラマー!!!!!
かっこいーーーーーー!!!!!
今原宿で写真展をやっているらしい。
今週末あたり時間ありそうだからいってみようかな。







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と一見盛りだくさんな近状ですが
実際これ以外の時間はすべて仕事してましたよ。
いろいろ落ち着いたら
深呼吸して
もっかいがんばる。
それしか選択肢がないことは自分が一番知ってるんだからね。
あんたのことなんか好きじゃないんだからね。




今度こそうまくやる。
だからもっかいやらせてくれ。
いろんな人に迷惑かけているけど
まだそういえるのがせめてもの救いだ。
救いなんだと思う。










今度の極東に竹原ピストルが出るらしい。
元は野弧禅やってた人。






で今はソロでやっているみたい。

これやばい。




ダウンタウンの松本がものすごく押している人なんだが
物凄くかっこいい!
山下と、弾き語りはもろに人間力が出ると話していたことがあるが
この人の曲と歌はもろにそのままこの人自身な気がして
にやついたりがっつりやられたり物凄く贅沢なものを聴いている気分になる。
野弧禅はある種コンセプトのあるユニットだったみたいだけど
青臭くて凄く好きだ。
絶望的なまでの青春。
心の澱のようにいつもは沈んでいるが、
何かの拍子ににじみ出てくる苦くて甘酸っぱくて
強烈な後悔を伴う青春。
使い古された薄っぺらい意味合いの青春とは別物だと感じた。
それは本質的にはおんなじなのかもしれないけど
表現として別格なのかもしれない。
本当にリアルタイムで聴けなかったのが悔やまれる。