俺はシュタゲやりながら1人飲みのできる大人になってしまった

前回の日記から随分とあいてしまっているが
紛れもなく仕事が忙しいうえに
精神的に落ち込んでいたからだ。




そう。





電気料金を支払うのを忘れるほどに。




一、二月ぶん併せて二万円って
おれどんなエアコンの使い方してたんだ?

今更一、二月ぶんを支払いにコンビニへ。
暑くて部屋で寝るのは無理っぽかったので
漫画喫茶へ。
その前に…と白木屋で飲んでいるのである。





最近シュタインズゲートというサウンドノベルにはまっているので
酒を飲みのみやっていたのだが
あえなく電池切れ。
23区外の人々とは違う角度から
電気の大切さを噛み締めた次第である。



BGMはashの1977。
1997年の出会いから数度の借りぱくにあいながらも
その度に買い直している名盤。
てか一曲目が良すぎる。
それ以外の彼らの手癖のようなものには
10年以上前にあきあきしているのに。
ロックの本質はそういった事が関係していると思う。




以下ここ最近のことを。ざっくりと。



シュタインズゲート

アニメが面白い。
毎週ドキドキだ。
SF好きにはたまらない。
これって結構ベタなSF作品だと思う。
ジョンタイターなど実際の事象を組み込んでみせるあたりも
ミーハーな俺にはたまらないものがある。



ちょうどPSPで原作のゲームが発売されて
行き帰りの電車でちんたら進めている。
原作をアニメが追い越さないように。



優れたSFはそれ以外の作品よりも
哲学めいたなにかを内包する場合が多い。
ロボットにヒューマニズムを感じ
ロケットに人類の歴史を感じる記号論だ。
シュタインズゲートは、よりアキバによったヒューマニズムを感じる。
それってある意味現代的いうべきなんだろうか?




とにかく我が愛すべきサウンドノベルのジャンルから
素晴らしいSF作品がでてきたことがとてもうれしい。
好き者には「過去に夜光虫という作品があったんじゃね?」という意見もあるだろうが
日常が加速する瞬間にこそ
素晴らしいSFは存在しうると俺は思うんだ。



ドラえもん然り。






●きなり


さとねえの娘が可愛い。
可愛いというか可愛い。
やばい。
やばい。というかやばい。
「このボタンを押せばあなたの故郷は壊滅しますが、お嬢さんは助かりません。」
と言われたら連打する。
そんなボタンは連打しまくる。
そのくらいかわいい。



この間、インディーズファンクラブという音楽イベントがあって
山下が東京にきた。
俺はチケットを買いそびれていじけていたが
折角だから、三人で会いたいなと思い、
姐さんにも下北に来てもらった。
久々の三人。
地獄みたいな毎日を支え合って生きていた三人。
単純にうれしい。
ああ、「生きていればいつかまた会える」っていうのは
本当なんだな、と思った。




が。




きなりのほうが可愛い。
ずっとその辺にあったチラシで扇いでいた。
あらあら、姐さん、きなりが泣きましたよ。
オムツですか?
そうですか。
あらあら、お腹すいたんですか?
そうですか・・・



などとおじいちゃんモード突入。
三人で記念撮影をしようと思っていたが
彼女の前でシャッター連打。



再会記念?
知るかボケ!
おらおらあれですか?
暑いですが?
うるさいですか?
その辺で騒いでるガキどもしめて静かにさせてきましょうか?
・・・いやいやいや貴女が1番可愛いです!
貴女が望むなら広末涼子1ダースしめてきますよ!!!!!!!




などとデレデレしてたら
ゲラーズの出番は終わっていましたよ。
折角ピンがゲストパス用意してくれたのに・・・








●下北沢インディーズファンクラブ


この日の下北沢は異様だった。
ちょっと名の知れたミューシシャンがそこらじゅうに溢れている。
沢山のアーチストが下北沢中のライブハウスで演奏していて出入り自由というイベント。


姐さんを見送った後で一人で山下とピンを探していたら
向こう側から二階堂和美がキョロキョロしながら歩いてくる。
萌え上がる。
あっちはサケロックの人だ!
とか盛り上がる。


さとねえは星野源目当てで下北沢にきたらしく
あいつこねーかなーとか言ってた。
きなりが星野源の音楽が好きなんだって。
そういやaikoと噂になってたね。




同んなじリストバンドを付けた女子が沢山いて
ああ、こういうライブハウスでやる音楽が好きな女子がまだまだたくさんいるんだなあとうれしくなる。




二人と落ち合い色々見る。
ネハンベースが凄かった。
ボーカル以外のメンバーが変わったらしい。
それ以降始めての大きなイベントで
プレイヤー側で
「新しいネハンベースがやばいらしい」
と噂になっていたらしい。
ピンとinouの人が話してた。
会場に行ってみたら満杯で
暑くて苦しいぐらい。
新しいネハンは確かにやばかった。
恐らく新しい曲かな?っていう曲が凄くよかった。
詳しくはめんどいからかかないけど
前とはまた少し違う果てを見つめている気がする。




また、しがみついた人をみた、というのが俺の感想だ。
もはやその感覚は尊敬から畏怖に近いものだった。
いくとこまでいく人は、やっぱりいくんだ。
という感動。
それをまたプレイヤー側が
ある種残酷な目線で見つめている。
残酷だ。
あまりに残酷な風景。
それは非難しているのではなくて、
果ての世界の現実なんだろうと思う。
それに答えて見せたネハンベースが凄かったし、
なによりある種の緊張感があったプレイヤー側の目線がうれしかった。



おれが大好きな世界は、まやかしじゃないんだよ。
凄いものしか認められない世界。
昔凄かっただけの人を認めないリアルな世界。






おらあぐっときたよ。
ネハンベースの新曲に。




と、ネハンベースのあとに前野健太を見ながら思った。
前野健太がまたとんでもなくよかったんだ。
ああ、フォークだなとおもった。
偽物じゃない、おれが本当に好きなフォーク。
素晴らしいアーチストだ。
言葉がきちんと刺さる。
タワー浴場が好きだ。
すげー好きだ。
近々京都にいくと思う俺は。
もちろん新幹線なんかじゃなく深夜バスで。










そしてそのバックで着々とキャリアを積んで来た大久保を見て
心からぐっと来た。
大久保くんどんどんうまくなっていく。
彼なりの精進。
前野健太のバックでやるようになって
本当に彼はうまくなった。


努力だのなんだのって簡単にいうけど
ゲラーズが休止する中であいつがやって来たことを
初めてちゃんと見たんだ。
横にはゲラーズの川副君がいた。
新ゲラで1番輝いている彼と大久保の話がしたいなと思った。
実際そんな話出来ないんだけどさ。








●さとか


熊吾があれこれ気を利かせて
大学のころに仲がよかったさとかと三人で会った。
作品展やらなんやら沢山いろんな場面を共有して来た奴なんだが、
昔と変わらずあの女は眩しい。
マブイ!ってことが言いたいんじゃなくて
そもそもマブイなんて比喩は一度もつかったことがない!
あいつは正しくストイックなんだ!
おれはあいつよりも遥かに努力がたりない。
間違ってばっかり。
ことあるごとにさとかを思い出していた。
そこにあるのはやっぱり自己嫌悪なことを
俺は恐らくごまかしきれていないと思う。



朝までカラオケ。
あいつと昔一曲作った事がある。
多分あいつのいいところ人より沢山知ってる。
音楽といったフィルターを通すと
あいつが稀有な存在だった事を思い出せた。
もったいないよっていったけど
下北沢のイベントの事を思うと気軽にそんな事も言えない気がした。
例えば音楽にターゲットを合わせたら人生をぶん投げかねない女だ。
いい女だと思う。
あいつはむかしっから、いい女なんだ。






無論帰り道で熊吾二人交わした会話は
さとかの胸の話だったのだけれど。
巨乳は正義だ。
貧乳の正義と隣合わせであるとは思うが。







高田渡


梅木さん教えられて
飲み屋で知らないお姉さんに力説されて
高田渡が物凄く身近に感じる瞬間がある。
死んだ人にこんなにシンパシーを感じるなんて。
ライブ版がいい。
おちゃらけとシリアスの切り替えが巧みだ。



沢山の曲が忘れ難い一曲だ。
前野健太に触発されてかなおの事
忘れ難い一人となった。











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そんなこんなでもうお眠。
好い加減にして寝ます。
またまた。
日記やめないよ。