頸動脈は筋肉で保護できるからその気になれば首釣っても死なないんだってすごくねえ?

maruさんの作品展に二度おじゃまし
痛飲させてもらったが
濃いというよりも濃厚、
毒素の原液のような空気で、
頭蓋骨のなかにペプシを注ぎ込み
ぐっちゃぐっちゃにされたような
宿酔いのような、人酔いのような
放心せざるを得ない心持ちで月曜、
酔っ払って吐き散らかした暴言の数々を悔い、
ぐああああとかうわああああとか
意味不明な唸り声と共に
貧乏ゆすりが止まらないという症状がではじめ
自分の中の刀を探すのだが、
鬱屈色の泥が詰まった心があるのみで
「はーい次俺もだしたいでーす」
とかなんとか吐きやがった己自身に失望しあれこれ自分に何ができるか思案してみたものの
「ああ何かを表現する時には、ある一定量の覚悟が必要だったな」などと
長いブランクで錆び付いた頭で思い出し
錆び付いたマシンガンで明日を打ち尽くしたあと
スキンヘッドで90'の悲哀を叫びたおしたい衝動にかられ
ぬおおお結局俺には音楽やることしかできねえのかよ!と痛感し
おっさん!なにしてんだよ!
俺の鬱屈は破裂寸前だよ!
じれったい俺の愛がうざったいほど痛いよ!
悲しみが痛いよ!
あいつが遠くなる!
とボラン手前で急上昇を始める俺のテンションは
あからさまに仲間がいなければ殴り合いもできないバカのそれで
またぞろ毛布の中の自問自答の中、
大体三十すぎたおっさんがこんなことで悩むんじゃあねえよ!
と根本にたどり着き
いや、でも不惑って四十じゃなかったっけ?
あそうか!まだ迷っていいんだ!
なあんだ!そんな悩むことなかったあと一人笑ってみたものの、
いやいやそれこそなんも解決してねえよ、
と冷静に突っ込むもう一人の俺をにらみ、
気が付けば各駅停車は中野駅
スタナーにプレゼントされたミニアンプで
正月に買ったレスポールJr.もどきを弾きまくり
今日のところは寝るしかないね。
学校ないし家庭もないし。
暇じゃないしカッコつかないし。









おっさーん!
おっさああああああああん!!