ぽりすまんはいつもとらぶるをもってくる

kad-t2010-11-19

今更だがThe evensの話。
この写真好き→
達人クラスのおじさんが
若い娘弟子を連れて
修行の旅で世界中を回ってます。的ななにか。
ドラムの女の子の表情がいい。



実際は違うんだろうけど。







仕事しながらニコニコ見てたらこんなの見つけた。




D




何年か前に山下とこれを現場で見てた。
20〜30人程度の小規模なライブで
一緒にZが演奏してた。
荒川ぞいの元工場みたいな場所で
異常に暑かったのを覚えている。
ビールぬるかったけど美味しかったなあ。
今でもイメージが
イアン・マッケイと金八先生が混じって再現される。




めったにライブに行かないけど
このライブは本当に行って良かったなあ。
ぴんぴんがチケット譲ってくれたんだけど。
手作りのおにぎりとか売ってたりする
手作り感溢れるイベント。
あまりに暑いから(クーラーなかった)
企画者が二階から団扇で扇いでいた。
山形でやってた頃に何でこういった方向に頭が行かなかったんだろう?
来てくれる人が楽しんでくれるこういった発想を盛り込んだ良かったのに。
こういったイベントこそ山形向きだったのになあ。









イアン・マッケイがこの来日の時にインタビューで言ってたらしいんだが


「僕らは音楽を、いわゆるロック的な環境から抜け出した場所へ
持っていくことに興味を持っているんだ」


「ロッククラブ運営は、人々の自己破壊行動をあてにした商売だ」(たばこや酒やドラッグ?)


「新しいアイディアというものは、2000人の前では起こらない。
新しいアイディア、新しいアプローチというものは、20人〜25人が目撃するもんなんだ」





かっけー!
先生かっけー!!









実際にD.C.ハードコアに興味が出たのがかなり遅い時期だったし
マイナースレット・フガジのイアン・マッケイは雲の上というか
歴史の教科書に出てくるような存在だったけど
まさか自分が生で見ることになるとは思わなかった。
ほんと東京に来て良かった、と思いましたよ。
The evensは来日前に山下に貸してもらって聴いたんだけど
ギター・ドラムというシンプルな構成だが
物凄くダンサブルな音楽だった。
斬新だったし、格好良い音楽だ。
ギターはバリトンギターだったんだって!だからあんな特徴的なギターの音なのか。
イアン・マッケイのバッキングはすごいと思う。
一気に曲にグルーヴが出る。




もうベテランと言っていいキャリアだが、
全く練習しないから初心者並みという俺が
技術について言うのもアレだが。




ギターやってます。とかいうとたまに
「好きなギタリストは?」
とか聞かれて、良く困った経験がある。
俺は「ギターを弾く」とか「歌を歌う」というところよりも
「曲を作る」ことが楽しくてバンドをやっていた節があるし。




ただ、このライブのあと、
俺の好きなギタリストは「イアン・マッケイ」になった。
こんなギターが弾きたい。
こんなニュアンスを出したい。
そんときの物販でCDも買ったな。







バリトンギター買おうかな。






タイトルはライブの時
イワン・マッケイが「一緒に歌おう」ってんで
大合唱した曲の歌詞の一部。
楽しかったなあ。