運命複雑骨折

kad-t2009-09-08

一切が濁流に飲み込まれたみたいに
物凄いスピードで流されて行ってる感じですよ。
ゴンゴン岩にあちこち打ち付けているんだけど
また次の岩が見えているからなんとかしなきゃいけないみたいな。
ちょいと待ってくれ、一旦咀嚼させてくれ、と願うけど
なかなかそんな余裕はねーんですよ実際。
楽しみたいのに楽しめてない。
もったいない。辛さしか残らないぞこのままじゃ。






〇忙しいと言いながらも聴いてるCD


イースタンユース「歩幅と太陽」
言わずもがな。
かなりフガジで痺れた。
かっこえー


サケロック「ホニャララ」
この人達も凄いね。すんごいよかった。
音楽の聞き方なんて人それぞれで
雰囲気で聴く人もいれば技術論から聴く人もいる。
ジャズ中は圧倒的に後者が多くて
その他は音楽じゃない!ぐらい言う奴もいるけど
結果的に聴いてる人間にとって大切な曲になるなら
雰囲気も別に悪くないとこれ聴いてて思った。
技術論で解説できないけど
「いい感じだ」。
それは昔仲間内で使ってた称讃の言葉だった。
まあ理由はいろんな角度で様々あるから、
それが便利な表現だったこともあるけど。


→マイナースレッドのスモールマンビッグマウスが局地的ヒット


→ジェネレーションXのベスト盤
実はすげーポップ







うみねこの鳴く頃に散
ネタばれの嵐でがっつり心を持ってかれた俺。
ノックス!
遠回しにヴァンダインも出て来た!
ミステリーにはまったく興味がないが
ミステリー史には興味がある。
これやる前の話だけど
秋のイベントのタイトルをノックスの本名にしようとしてた。
理由は十戒について有限はネガな感じがしていたが
逆に有限がもたらす可能性が自分の性分にあってたりするからだ。
でも有限が愛だというのは斬新な解釈だと思う。
ただ甘やかし合ってるだけじゃねえの?
とも思うが。そういうのも好きだったりもする。

メタが少しづつリアルになってくときの
ああっーっていう感じと
終わりの予感に悲しくなるのと折り混じって
見事な回答編だったと思う。
続きが気になる。
が、回答編の一作目なのに
もう推理する余地がない。
正確には推理をする気にならない。
なんでかっていうと
ミステリーの角度から切り付け過ぎた事がひとつ。
主人公が真相に辿り着いてしまった事がひとつ。
ここからの推理はまったく俺がこの作品に感じてる魅力の部分にひっかかってこない。
逆にその点で次回どうひっくり返すか楽しみなんだけど。










そういや実家帰った時、廃校になってしまった母校の小学校に行って来た。
遊具のあたりからトラックまで草生え放題!
用務員さんがんばってたんだなあ…
プールの壁面にペンキで書かれた虎の絵が
もうかすれて薄くなってた。
それはもちろん経年劣化なんだろうけど
記憶が霞んでいく事にリンクしている事に気がつき
なんとも言えない気持ちになった。
小さい頃にははっきり見えてたはずなんだよな。


誰も待ってはくれないんだ。
放ったらかしときゃ
草も生えるしペンキも剥げる。


待ってはくれないんだよ。