えいほっほーやっほほー

はてさてこまったものじゃ。
姫が病気になってからもう百日も経つと言うのに。

という冒頭で始まる劇がある。
ある王家の姫が病気で
それを医者と勘違いされた異国の木こりが治してしまうって話。
初めの台詞はその王家の王様のものだ。
勘違いで大切な姫を簡単に嫁に出してしまったおっちょこちょいである。

小学生の時にこの劇をやったんだけど
俺は主人公で木こりをやった気がする。
変わり者だから立候補した気がする。
んで王様をやってた友人が
昨日東京に遊びにきた。
こないだ結婚したと思ったら
もう春には子供が産まれるらしい。

あと、中学の途中から転校してきた友人もきた。
ていうか住んでるらしい。多摩に。
彼は目が悪いばっかりに
高校生の時うちの弟スタナーに絡まれた経歴がある。
ていうか2こ上に絡むなよ弟よ。
彼はまるでギャグのように風のような男である。
スナフキンと江戸っ子を足して2で割ったような男である。
狙ってそんなキャラをしてるのかとずっと思っていたが
あれは素のキャラのようだ。

3人で新宿で落ち合って
思い出横町へ。
俺に新宿でセッティングさせると大体思い出横町だ。
いろいろ妥当なんだ。中国人かわいい娘多いし。

まあうだうだ飲んで
思い出話から嫁の話などしゃべって帰宅。
件の王様は婿養子・木こりの俺んちに泊まることに。
珍しく小学生の頃の話になり、
盛り上がってきたとこで中学生の頃の話に。

・・・・あいつと俺は暗い青春を共有してきた
いわば同同志みたいなもんだと思っていたんだけど
あいつの衝撃告白に俺はびびりまくってた。
えー！お前もててたんじゃん！！
てかあの娘もか？俺は素で憧れてたぞ！まじか！
てめーなんで黙ってたんだよ！！！？
・・・・恥ずかしかっただあ？うがー！！！！！

てな感じで楽しい週末でした。

俺らの小学校が春でなくなるんだって。
そんな春にやつと話ができて
なんだかとてもうれしい。
んで、少し悲しい。
帰ったら小学校見に行こう。
いいかげん大人なんだから
皆に会いたいな。

えーいほっほーやっほほー（木こりの歌）

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ボ二ーとクライドは
今夜は来てくれないみたいだ。
だから俺は一人でビールと安いチーズ。
百科事典を暗記する。