落下する強迫観念

なんだかよくわかんないけど
落ちてる。






























虫取り網片手に。
下には学校の遊具。
白くて長い杭に
タイヤがいっぱいささってるやつだ。
よじ登って遊ぶやつ。



このままだと当たる。
確実に当たる。
白い杭に顔面が当たる。
ヤバイ。


あああ!そうか!
だから虫取り網を持っているのか!
俺は虫取り網を両手でもって
白い杭を受け止めようとする。




































よし!
あとはタイミングだ!
間違ったら顔面強打だ!
うおおおおおおおおおおお!



がしっ!



やった!



びりっ!



ええっ!?




































って所で目が覚める。
小さい頃見てた
眠るか眠ってないかぐらいの
浅い眠りの時によく見てた夢。
冷静に考えればねえ。
虫取り網じゃあねえ。





神の存在をどうも歪んだ観点で捕らえていたらしい俺。
「人並み」なことがいつもできなかったから
そんなとこからきた強迫観念のように今は思う。










まあ先端恐怖症っぽいものも混じっているけど。





最近ちゃりんこで
道のはじっこ走ってるとき。
路駐して積み荷を降ろしてる車がある。
後の扉を開いてる。
その扉のさきっちょがものすごく気になるのだ。
そこの頭をぶつける自分を夢想したりする。






それだけ!
やる気のなさ全開のイラストで失礼!