俺トリビュート

kad-t2007-07-25

大盛り上がりである。
早めに帰宅。
酒飲んでゲーム。
ヘッドホンで大音量で音楽。
うはー。




前にも書いたけど…





HB EARLY TRACKS / LOW IQ 01
ANCHOR / MARS EURYTHMICS
8.6 / toe + 土岐麻子
WALK / Ken Yokoyama
SHARE THE JOY OF OUR TOUR / WATER CLOSET
SUN MYSELF / BRAHMAN
A SINGLE WORD / FINE LINES
欠けボタンの浜 / ASIAN KUNG-FU GENERATION
BY CHANCE / BEAT CRUSADERS
STILL IN THE SAME PLACE? / WOWW
THE SUN AND THE MOON / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
後に跡 / YOUR SONG IS GOOD
The steady-state theory / ハナレグミ
オーバーラップワルツ / MONGOL800
新利の風 / BACK DROP BOMB
ロバの口真似 / ASPARAGUS
雲のいびき / クラムボン





いいトリビュートアルバムだと思う。
酔った勢いで駄文三昧。
俺は一度に4つぐらいの事を同時にやる。遊びだし。
ゲーム、酒、ゲーム×2、日記書き、テレビ。
ぜーんぶハンチク!


ドネツクに笑われたな。



はてさて、トリビュートだ。
トリビュートアルバムってのは、露骨なせめぎ合いだ。
そう解釈できないアーチストは可愛そうだ。
あたまがクリエーター向きじゃない。
このアルバムで一番残念な脳味噌をさらしてるのがアジカン
トリビュートアルバムで降伏してどうすんの?っていうのが、おれの考え方だ。
トリビュートは露骨な戦いの場である。
コピーと変わらないものを出すということは、
ひっくり返って腹を見せる事と同じだ。
それもひとつだけど、ひとつでしかない。
よっぽどの動機をその中に織り交ぜない限り、
自覚のない負け犬の音楽だ。
アジカンってテレビとかラジオでしか聴いた事ないけど、
どうなんだろ?
今のやつらのポジションに不満。
代表されるとむかつく。





例えばYOUR SONG IS GOODなんかの手法っつーのは
曲を正反対の方に持ってくやり方で、
いわゆる王道の手法の一つだと思う。
でもいいんだよね。それが。
と、今日酔っぱらって聴いて初めて分かる。
この人たち知らないけど。




俺は、結局自分らしくある事、を美徳と考えている節がある。
そう言う意味で、このトリビュートアルバムは成功の分類だと思った。
ハナレグミがいいんだ!
飛び抜けてる!
単純にハナレグミが好きなせいもあるけど。
やっぱりすごい。ゼニになる(ならなきゃおかしい)音楽だと思う。
自分らしい、という意味では
モンゴル800クラムボンもよかった。
toeは単体の音楽聴いた事ないから…。でも好きは好き。
これだけ多様なジャンルの人がトリビュートして成立する
ハスキンの楽曲ってのは
凄いと思う。
ソングライターとしての磯辺も
本当に尊敬できる。






今日本酒に移行。
明日起きれんのか?
でもすごい盛り上がってる!
今!
盛岡の日本酒タクシードライバー
maruさんに教えてもらって
さとねえに買ってきてもらった
盛岡の新名産。
んー。
maruさんと一緒飲もうと思ってたけど
勢いで少し飲んじゃった。
maruさん今度これ持って飲み行きますよー!
あうあう。
デニーロがラベルからにらんでるよー。





話は戻って。








ハスキンっつたらメロコア
音楽やりはじめる前。
世間はメロコアブーム真っ最中。
友人のライブを見に行ったら、
ハスキンのコピーをやってる高校生がいた。
もちろんギターはピックアップのスイッチをガムテで固定。
チューニングしてる時に近づいて一言二言話す。
「今日どんなのやんの?」
ハスキンとかハイスタやります!」
思わず羨望のまなざし。
ライブ自体はくだらなかったけど、
そんなライブに俺らの音楽を突き刺すんだ!
って、意味の分からんはしゃぎようの俺。
ハスキンのWALKを演奏する高校生。
あがる俺。
がっつりモッシュして、
迷惑がられ。
しまいには肩車してもらい走り回り、
一回転して後ろにひっくりがえる始末。
勘違いで空回りする悪い習慣は昔からなんです。
嫌そうな顔で俺を見る高校生。
ダッシュで帰りましたとも。
そのくせ自分のライブでモッシュされるときれるのね。




悪く言えばね。
メロコアは音楽をやっていなかった俺にとって
音楽をやるにあたって、ちょうどいい音楽だったんだ。
適度に乱暴で。適度にオシャレーで。
当時メロコア大好きな女の子沢山いたもんね。




まあ、バンド初めて半年でそんなことはどうでもよくなって
音楽にのめり込んでいったけど。
音楽で美味しい思いした事なんて
一瞬たりともない!





ただ、今でもメロコアを聴くと
物凄くきゅんとするときがある。
確かに、表現としてのそれに
突き動かされた瞬間が多々あったし、
おれのものの考え方の根本の一部は
当時メロコアが示していた哲学だ。
実際、当時のメロコアブーム自体は
熱量は高かったけど
旬は一瞬だったんだ。
同じ位置にいたヒップホップが抜け駆けして。
後ろから出てきたのは
どっか気持ちの悪い自称メロコアバンドだった。
一気にオリジナル・メロコアブームは失速。
バンドやってるのような連中にとっても
鼻つまみなポジションになった。
実際、メロコアバンドをやってると初対面の人間に話すと
なんか良く分かんないけど上から目線な奴も多かったし。
おれがワーってライブやったあとで
「気持ちが伝わってきてよかったです!」
って言ってくる高校生も
時代性が時代性だけになんか気持ち悪かった。
変わり目で混沌としてた。
エモとか言われた事もあったし。
エモもばりばり意識してた節もあるけど。
おれは「俺にとってのリアル・メロコア」を
追求するようになった。






もちろんジャンルの問題じゃないんだけどね。
人前に出て、いろんな犠牲をはらって
命がけでパフォーマンスをする、ということなだけで
種類は関係ない。
ジャンルに固執するやつが一番かっこわるかったりもする。
もちろん例外もあるけどね。
たいがいが、きしょい。





変わり目だったんだな。
と、つくづく思う。
世の中の変わり目に、
たまたま俺も変わり目だった。
変なとこ意固地で、
凶悪で、頑で、でもあほで。
スロースターターの悲しみか。
くだらん。あー。








まあ、音楽にのめり込みすぎて
いささか人生棒に振った感があるわけですが。
んなこと、死ぬまでわかんねえしな。
もともとスペック低いし。






とかぐだぐだ考える要因になるんですよ。
メロコアと酒。
今更気がついた。
つまんねー男だ。







メロコアに対しては愛憎が溢れる。
だから横山健ブラフマン
一歩間違ったらホンコンマフィアな顔のバックドロップボムが
昔と変わらず純・メロコアを続けている事に
物凄くやられるんです。
凄いと思う。
ちくしょうと思う。
不言実行
とてつもなくアホなおれにとってそれは
横山健に教わった言葉だ。
いまだに実行できてない。
おれはこんなもんか?
過去の男か?









鬱屈。




























日記ってこういうことでしょ?
人前にさらすにあたってこれじゃだめ?










んあー。(雄叫び)