箱庭

最近サウンドノベルにはまってる。




電撃SP キノの旅II -the Beautiful World-

電撃SP キノの旅II -the Beautiful World-


もともと何かのゲーム雑誌で連載されてた小説で
人気がでてアニメやゲームになったらしい。
プレイステーションコミック第3弾「2999年のゲーム・キッズ」
これもそうだったね。
面白かった。

公式ページ(いろんなメディアの)
http://www.kinonotabi.com/


大まかなストーリー(サイトより)
「キノはどうして旅を続けているの?」
「ボクはね、たまに自分がどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか? 
ものすごく汚い人間ではないか? なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ。
……でもそんな時は必ず、それ以外のもの、例えば世界とか、他の人間の生き方とかが、全て美しく、
素敵なものの様に感じるんだ。とても、愛しく思えるんだよ……。
ボクは、それらをもっともっと知りたくて、そのために旅をしている様な気がする」

−−−短編連作の形で綴られる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。
彼らはいろいろな国を訪れ、いろいろな人々に出会い、そして、3日目に旅立っていきます。
彼らが出会う人々は少し哀しくて、とても愛おしい。



だそうです。
絵がちょっとマニアな感じの匂いがして
どうだかな?と思ってたんだけど、
すごく面白かった。
小説も買っちまいそうな勢い。
だからゲームとして面白い訳じゃない。
2日で隠しあとがきまで見たし。



登場するレギュラーキャラクターがみんないい感じで。
ご多分に漏れずこういった業界の作品だから
キャラ設定はベタベタなんだけど。



物語を展開させていく大元になる骨組みが
シンプルにして斬新。
「−−−短編連作の形で綴られる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。
彼らはいろいろな国を訪れ、いろいろな人々に出会い、そして、3日目に旅立っていきます。」
これだけ。




「シンプルにしていくこと」は
方法として昔よく使用していたけど
人がやっているの見てもなんか爽快だね。



主人公キノなど登場キャラの細かい設定(過去など)が
全く関係のない場面などでわかっていくことも
やっぱりそういう世界ではべたべたなんだけど
なんかひきこまれちまったな。





あえて「表現」って言い方するけど
「表現」の究極が「唯一無二」なんだとしても
「唯一無二」じゃない作品だってオレは楽しめる。
ただ、嫌らしい言い方だけど「こういった世界」の住人にありがちな
テンプレート内の良さばかりを追い求める作品は見る気になれない。
それはオレが言う「表現」とは別世界の作品だと思うからだ。
根っこの部分が感じられないものはな、あんま好きじゃないんだけど。




でもたまにこういう作家がいるから
人間て面白いなあとも思う。




箱庭で踊れることの幸せ。
賢くなれなくても
踊っていれば一生はあっという間のような気がする。







最近のオレの嗜好

チャットモンチー
キノの旅


どんどんロリロリな方向に流れてないか
自分が心配です。









フリー・ソウル クラシック・オブ・アル・クーパー

フリー・ソウル クラシック・オブ・アル・クーパー


ギタリストだったらしいが、
ボブディランのバックにいた時
試しにキーボード弾いてみたら
いい感じだった人。
それが「Like a Rolling Stone」だったりするから
世の中って凄いと思う。

てか、この人のPOPセンスって
凄いと思う。
最近朝はこれ!