王国にて - BoBo’s room

ネットがつかえなくなりました。
なぜ？
問い合わせてるけど繋がらない。ううう。

そんなこんなで忙しい毎日ですが。

今日はとある王国に行ってきました。
そこは後ろ髪が妙に一直線にそろっている王様や
元アイドルの50近いお姫様、
の、追っかけをする50近い追っかけ、
期待はされているが結果が出せないでいらついてる王子様、
いかつい近衛隊長も好々爺の大臣もいます。
郊外のその場所は確かに今日、王国でした。

会社ってのは不思議なもんで
その組織の中で小さな王国ができてしまうんです。
でもそんな王国の王様も実は
家に帰れば一介の男に戻り
ご近所づきあいをしたりもします。きっと。
でもその場所その時間において
確かに彼は王様なんです。
きっとお姫様もそうだったりするんだろうな。
実物は年のわりに綺麗だと思った。
でもきっと家に帰れば家事やら育児やら
普通にやっているのかもしれない。

やや遠回りではあるけど
俺がやっている仕事ってのは
王様やお姫様を、ただの人に返すための場所を
売る手伝いをする仕事なんだなと感じた。

もちろんうちの会社も王国。
でも俺は家族に近いニュアンスでとらえていたけど。
今日お母さんは退社しました。
なんともいえない喪失感が
帰りの野郎だけになった車内を包んでました。

「次は若くて可愛い子雇おーな！！！！」
と冗談ぽくうちのお父さんは笑ってました。
おれもけらけら笑った。

悲しいやら。面白いやら。
人と関わっていく事は、悲しくて、楽しい。