帰京=あるいはドネツクという名のメロス=

ここ数日あまり寝てなくふらふらしながら
新幹線に乗る。
山形へ。
友人の結婚式。

卒業式のときのことを思い出す。
スーツ着て集合。
なんだか甘酸っぱくて、なんでかかなしい。
のはそん時の記憶が蘇るからか?
あれからみんないろいろあって
少しだけたくましくなった気がする。
風貌も含めて。


新郎は少し太ったけど
神前での式だったから
袴が異様に似合ってた。
あいかわらずヤンキー顔。

あと奥さんきれいだった。
と素直に感じた。


披露宴。
テーブルマナーがわかんない。
始めはおろおろしてたが
新郎に日本酒のまされ
酔っ払って箸でがっつく。


素直にとてもいい披露宴だった。
いい経験した。


二次会、三次会、四次会と
懐かしい顔もあり、うれしい報告もあり
がっつり飲んで呑まされていい気持ち。
新郎の現在の縮図が詰まってて
なんだかうれしくなっちゃって
素直によかったよかったと
思いました。
大団円とはこんな感じなんだろう。
大学時代ずっと仲良くしてた顔ぶれが最後まで残った。
すんげえ楽しかった。
でももう少し空気が読める大人になんねーと。
昔と一緒でかばわれまくり。


なんだか
いろいろ思うとこがあって
書ききれないんだけど
とりあえずすげー二日酔いで。

帰りの新幹線でも一緒に行った友達と
あんまりしゃべらず寝ながら考え事。
雨が降ってきたころ
東京に着く。


とりあえずまだまだやらなきゃいけないことがたくさんある。
だから帰るべき場所がここなんだと思った。
上京した頃に比べると
いろんな意味で随分ましになったのかもしれないと
少しだけ誇らしくなった。
あんだけビル群がいやで
川口〜東京間はきらいだったのに。
風景があのころと違って見える。
たぶんいいことだ。


疲れたし、明日は仕事だから寝ようと
野方駅を出てから思う。
電話。
さとねえ。
高円寺に呼び出しコール。
ドネも一緒でもう酔っ払ってる。
疲れたから断ろうとがんばってみたが
目の前で高円寺行きのバスが止まる。
なんでいつも奴の思い通りになるのか?


んで高円寺でダメ押し呑み。
馬鹿話をして騒ぐ。
げらげら笑う。
こじゃれた店だったから店員に怒られる。
謝る。
ドネツクドネツク自身の話をする。
彼の名はメロス。
彼は彼の一部である!


さとねえ、久々で楽しそう。
なんとなくうれしい。
ドネもすんげえ楽しそうだ。

雨が止んだから歩いて帰った。

色んな過去や現在が交錯する週末でした。


ディープが負けた。
こうなったらBCターフだ!



Fush Yu Mang (Clean)

Fush Yu Mang (Clean)



18歳ぐらいの頃の思い出の一枚。
結構はやってたみたいね。
浪人生。パンクが好きだが何聴いていいかわかんない。
友達も一緒でグリーンデイ聴いてすげーとか言ってた時代。
今でもグリーンデイ好きだけどね。
その友達が興奮気味に
当時鍵をかける習慣のなかった俺の部屋に入ってきた。
「これすげーよ!!!!」
ってもってきたのがこれ。
かわいいもんでしょ?


あの頃自分自身がレゲエだのジャズだのを
聴くようになるとは思わなかった。
ましてやバンドやりに就職もしないで上京するなんて!


少しセンチな感じでチョイス。
センチなイベントだったんでね。


工藤夫妻!お幸せに!