ツンデレのデレの部分

「あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!」


このセリフを
本当はものすごい心配していたように
表現できたなら
お父さん、もうなんにも言う事ないよ。



だから練習しなさい。毎日。
日課にしなさいよ。
毎朝三十分早く起きてやればいいんだよ。




書取りもやればいいんだよ。
ただ書取るだけじゃなくて
1行ごとにシチュエーションを変えて
イメージを膨らませながら
やればいいんですよ。




隣りの席の男子が不良の上級生に呼び出され、
ボロボロになって教室にかえってきたとき。
「あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!」



隣りの席の男子が風邪で三日も欠席。
友達についてきてもらって
やっとこさ行ったお見舞いの席で「あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!」



出席日数が足らず、進級がかかった試験を受ける事になった隣りの席の男子。ギリギリ合格。「あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!」



体育祭でバスケットに出場した隣りの席の男子が足を捻った。それでもがんばって試合を続けた。「あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!」



進路決定の時期。クラスで一人だけ進路が決まっていない隣りの席の男子。
何気なく進路の話をしてみたら邪険な返事がかえってきたとき。
「あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!」



隣りの席の男子と同じ大学を受験。
が彼は合格ラインギリギリの学力。
ドキドキで迎えた合格発表。
自分の番号の次に彼の番号を発見!
「あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!」










…なんだか違う属性(幼馴染み属性、ネカマ属性、エセ少女漫画属性)などが
混じった気もする…
眠い…
俺は明け方までかけて
何を書いてんだ…
馬鹿か?
俺は馬鹿か?
しかも失敗してるし…












まったくよう。
あんたの事なんか、ぜんぜん心配してないんだからねっ!