英雄人間 - BoBo’s room

めちゃいけの忍者の格好してゲームするコーナーの
罰ゲームで出てくるつぼ押しの人たちの中に、
アレクサンダー大塚がいる。

昨日内山が「しょせんプロレスラーくずれだろ？」とか言ってて。
単純だから激昂するおれ。

案の定罰ゲームで
アレクにマジタックルされ5ｍぐらいふっとぶ内山。
マウントとられる内山。
耳元で「プロレスラーなめてっと殺すぞ」と囁かれる内山。

ちょっとおもしろかったけど、
誰も得してねえ。

アレクってほんと凄かったのに。
アレクで人生変わった。
デタラメなものが高く飛んだ時、
周りに与える熱量の高さを学んだ。

弱小貧乏プロレス団体のリング設営もやらされてる若手が、
プライドでブラジルの総合格闘技の英雄を
ぼこぼこにしたんだ。
その日のリングも自分で作ったんだ。金ないから。

「くずれ」なんて呼ばれていい存在じゃないし
プロレスはある一時期、そんな若手の力で息を吹き返した瞬間があったんだ。

内山もすべてわかった上でいってんだったら凄いかもしんないけど
なんか腑に落ちないし。
アレクもそんな仕事して、プロレスのほうはドロップアウトに近い状態で。

誰も得してねえ。
どうすんだこれ。

あと何回、英雄が人間だった瞬間をみるんだろうか。
めんどくさい。
あーあ。

間違いなく、
あんな扱いうけてる、アレクは
英雄だったんだよ！

いえいいえいいえー。
くるくる。