二階からのニャンニャンプレス

http://www.youtube.com/watch?v=bJY4EnmWb4w
http://www.youtube.com/watch?v=AY63N19hQFo&mode=related&search=

動いてる真琴始めてみた。
想像してたよりは「演劇」な感じだったけど
面白かった。
このアイスリボンという団体は
正確にはアクションチームらしい。
見るまでは理解できてなくて
「なぜ小学生？」
と思っていたんだけど
映像で見たらニュアンスがつかめた気がする。

はい、うんちくたいむ。

この団体の主宰さくらえみは
90年代後半は元川恵美というインディー団体の
若手プロレスラーだった。
当時は確かまだ１０代だったと思う。

その頃は女子プロレスの景気がどんどん悪くなっていた頃。
日本で一番大きかった「全日本女子」の経営が悪化して
スター選手がほぼ全員脱退してしまった。
残った選手で興行を動かしていくには
まだ20にもなっていなかった若手を育てるしかなかった。
つってそういったしゃれにならない世界で
がんばってた幼い選手達がいた。
どう考えたってつらい環境だったにもかかわらず
こそばゆい言い方だけど物凄くいい笑顔で試合をしていたのを覚えている。
痛々しかったが、魅力的だった。
確実に彼女らがあの団体を延命させたことだけは確かだ。
美しい伝説の一つだと思う。

その頃のその団体にずっと参戦していたのが
元川恵美である。
その後その団体は潰れ
元川の所属していた団体も潰れた。

女子の試合を見ているといつも思うんだけど
あのやり方には限界がある。
中でも一番感じるのが
男子プロレスへの劣等感だ。
そういったことも女子プロレスを先細らせた要因の一つだと思う。

元川がなぜ改名して
なぜ今のような活動をしているのか
まったく知らないけど
これがあの頃見ていたものへの回答だとするなら
おれはありだと思う。

なぜなら周囲の「いわゆる女子プロ」の風景が
環境が劣悪になっただけでまったく変われていないからだ。
キャバクラでバイトしながらやってるレスラーも居ると聞く。

プロレスというエンターテイメントの
次のステップはどこにあるのか？
ちゃんと考えていかないと
ほんとにだめになる。
というのは何年も前からそうなんだけど。
確実にしわよせは末端に出てきている。

しかし真琴の「ほんとかうそかわからないっぷり」は
結構凄いと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=Zrs_lWDOwaU&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=D8kvgU2Vx9M&mode=related&search=

おまけ。
あの団体やっぱ頭おかしい。